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いろんな企画系の仕事をしている30歳の男(ニーヨンロク)が、買ってよかったものとかうにゃうにゃ書きます

「企画が苦手」を「企画が得意」にするための、3つのポイント

ども、昨日公開予定のサイトが年始にずれ込むという、素敵なクリスマスプレゼントを頂いたニーヨンロクです。さて今回は仕事についてのエントリーで、多くの人が毎日やっているだろう「企画」の話。実感なのか毛嫌いなのかわかりませんが、企画が苦手な人は意外に多いですよね。かく言う僕も最初はそうだったんですが、毎日企画つくっているので今はなんとか大丈夫かなぁと。自分の振り返りも込めて考えてみたところ、大きく3つのポイントがあることに気が付きました。

 

それでは早速書いていきますよー!

 

 

POINT1:「企画」という言葉が生理的に苦手

企画が苦手な写真


どうでしょう、結構思いあたる人はいるんではないでしょうか。日本人はかなり言葉に左右される民族です、例えば「部長」とか「クリエイティブディレクター」とか肩書を聞いただけで急にかしこまってしまったり、縮こまってしまったり。なので「企画」と聞くと「0から1を生み出す超絶難しい仕事を任された」と誤認して、頭が回らなくなってしまう。個別の状況にもよりますが、ひとまずは企画のイメージは「目的を達成する、課題を解決するためにテキトーに考える」と持っていれば大丈夫ですよ。

 

POINT2:机の上で三年パターン

体を動かしている写真


机にかじりついて、資料を読み漁り、パソコンでひたすら調べて、そして紙とにらめっこをして。それらのことはもちろん大切なんですが、企画は頭だけつかってできるものではありません。「歩く」という情報・刺激がインプットされることで企画は変容しますし、考えている場所がオフィスからデパ地下になれば、企画はカタチを変えます。「煮詰まってシャワーを浴びていたらアイデアが降ってきた」というのはまさにこのことで、動いてみると案外状況は変わるものです。

 

 

 

POINT3:ホームランばかり狙って三振

時間に追われている写真


ここで言う「ホームラン」とは表現上の派手さやスケールの大きさを指します。毎回ホームランを打てるかはわかりませし、そもそもそんなものは存在しないかもしれません。地に足がつかないことばかり考えて、気づけば締切間近、なんてことはよくあります。

以前、「現役コピーライターの巨人」谷山雅計がこんなことを書いていました。谷山さんは昔、広告セミナーなどを行う宣伝会議の「コピーライター講座」を受講していて、先生はあの糸井重里だったそうです。余談ですが、今はほぼ日でお馴染みの糸井さん、実は広告業界出身で、コピーライターとしては超カリスマ的存在だったんです。PARCOの「おいしい生活」も糸井さんの仕事です。
さて話を戻します、とある回で糸井さんは「コンビニにあったら素敵なもの・ことってなんだろう?」と生徒たちに課題を出しました。谷山さんや他の学生は「コンビニでコンサートができる」などとにかくド派手なアイデアばかり。そのとき糸井さんはうんうんそうだねそうだねと頷いて、こう続けました。

 

「僕はね、カップラーメンにお湯が入れられる、ポットがあったらいいな」

 

その当時カップラーメン自体は売っていましたが、その場で食べるためのポットはどこのコンビニにもありませんでした。ポットというアイデアは非常に地味ですが、それでも物事の本質をついているような気がしませんか?企画とはそういうもので見た目ばかりの派手さを狙っても役に立つかはわからないものです。

 

 

当たり前のことばかりかもしれませんが、一度自分の企画スタイルを振り返ってみては?

 

 

こちらは前に書いた「企画書の書き方」エントリーです!

 

 

それでは、ほばばーい!