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いろんな企画系の仕事をしている30歳の男(ニーヨンロク)が、買ってよかったものとかうにゃうにゃ書きます

【おすすめ】僕の心に引っかかった、愛すべきマンガたち6選

 

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漫画、マンガ、まんが。このところのマンガ界隈の盛り上がりは凄まじいものがある。昔はマンガと言えば「こどもが読むもの」とされていた、マンガから入って小説へ向かっていく。そんなイメージがぼんやりと世の中にあった気がする。それが今は「文化のひとつ」として認知されている。恐らく、村上隆をはじめとする現代アートシーンがマンガに接近していることも要因として挙げられる。
そんなことを考えていたら、自分が今まで読んできたマンガをまとめたくなった。恥ずかしい話、おすすめできるほどの量を読んだかは甚だ疑問だ。それでも僕の心に引っかかって、今も時折思い出して、懐かしんだり元気になったりする作品はいくつかある。少しでも作品の良さが伝われば幸いである。

まとめるにあたって他のブログを参考にしたルールを書いときます!

 

ルール

  • 手塚治虫先生など、その時代の作家は除く
  • 同一作者で複数作品は入れない
  • ランキングは僕が独断と偏見をもってつけたもの
  • Web漫画は入れない
  • 4コマは入るかも

 

みんな「ベスト100」とかすごい書いてるけど、僕はそんなにおすすめできないので、とりあえず6選にしたwwwwwww

 

よし、それじゃ書いてくね!

 


 


森田まさのり先生作 ー ろくでなしBLUES

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古き良き昭和という時代が色濃く現れた作品。僕が小学生・中学生だったころの青春マンガの多くはヤンキーもので、その中の金字塔的な作品だろう。人一倍ケンカは強くて曲がったことが大嫌い、なおかつ天然で可愛ささえ持ち合わせる主人公「前田太尊」をはじめ、登場人物がとにかく個性豊かで物語の展開が気になって気になって仕方なくなる。時代など関係なく読み継がれるべき作品だと思う。

 

 

三浦建太郎先生作 ー ベルセルク

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この物語は「善と悪」を通してレビューしたりするのが適切なんだろうけど、僕にはとにかく「力」のイメージがひたすら強くある。御託を並べている暇などない、圧倒的な力の前に生き延びる力があるのかどうか、それだけだ。日本のマンガというよりは、どこか海外の物語にありそうな。一神教を背骨にしているだろう、骨太なコンセプトは他の追随を許さない。あと、たまにあるちょっぴりエロっぽいシーンも、意外に良かったりする。(物語的な意味で)

 

 

古谷実先生作 ー 行け!稲中卓球部

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小中学時代に最も読んだ作品じゃなかろうか。たぶん、小中9年間で読んだ教科書のページ数よりも、繰り返し読んだ稲中のページ数のが多いwおかげで自分が体を張ったギャグをするときに、前野や井沢が頭をかすめるwww稲中のあとに古谷先生はいくつかのギャグ漫画を書いて、そこからシュールの世界へと飛び立ち、映画化もされたヒミズを生み出した。不世出の天才、古谷先生。何かのおりに稲中をまた書いてほしいものだ。

 

 

沙村広明先生作 ー 無限の住人

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ここにきて沙村広明先生の登場である。残酷性を追求することで生きるとは何かを考えさせる作品。何をベースにしたのかおよそ検討もつかない奇怪な武器を操る不老不死の剣客、万次。彼と妖艶な女の描写に僕はすっかり虜になってしまった。

 

 

冨樫義博先生作 ー HUNTER×HUNTER

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休載の回数・期間は過去から現在を見渡しても圧倒的だろう。本作になってからはその勢いはさらに増し、4年に1回のオリンピック、2年に1回のモーターショー、1年に1回の冨樫、と言ってもいいくらい休むw休みすぎだろ!!!なのにである、僕はこの作品をここに挙げてしまう。どれだけ休まれても、どれだけ渇望させられても一向に作品への愛は萎むことはない。永遠の片想い状態である。テレビでも放送されたりしているのでそんなに書くことはないんだけど、僕が一番好きなのは幻影旅団篇だ。(他の人もきっとそうなんではないかな)冨樫先生が一貫して「すべてが正義である」ことを描く。噛み砕いて書くと、正義とはひとつではなくて各々の立場においてそれぞれあるということ。この幻影旅団篇、通称「クモ」ではその主張がかなり全面に押し出されている。敵であるクモを憎む気持ちはありながら、その一方で最悪な境遇に生まれてそうならざるを得なかったクモへの同情も生まれる。

冨樫先生、あなたが神ですか。

 

 

【圏外】ニャロメロン先生作 ー 週刊メロンコリニスタ

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唯一の4コマ漫画である。はじめての読んだときの衝撃は今でも覚えている。「面白い」よりも「悔しさ」が先に立ったのだ。というのがこのニャロメロン先生、どの作品も基本的にはオチの構成がおんなじで、「前提をひっくり返す」ある種の不条理ギャグを得意としている。不条理ギャグとは日常の会話でもしょっちゅうあって、特に身内ギャグなどはそれに近いものが多い。僕は普段から「身内ギャグこそ至高」と思っていたフシがあったので、それを他人に受け入れられるような作品に仕上げられたことに嫉妬した。とまぁ、そんなことを書いているがとにかくニャロメロン先生は鬼才である。ずるい。

 

 

荒木飛呂彦先生作 ー ジョジョの奇妙な冒険第5部

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現在も第8部が絶賛連載中のジョジョ。第1部から数え始めると30-40年くらい続いているのだろうかwその中でも僕は、とりわけ第五部「黄金の風」がたまらなく好きだ。今や読者以外にもおなじみとなった「スタンド」と呼ばれる概念は第3部で生まれた。それが第4部で深められ、第5部でより磨かれひとつの完成形になった。

主人公のジョルノ・ジョバァーナはイタリアの片田舎、ネアポリスに住むチンピラだ。空港で観光客をタクシーに乗せ、荷物を盗んだりする小悪党みたいな彼がギャング組織「パッショーネ」のブチャラティと出会い、組織の頂点「ギャングスター」を目指すことになる。どのジョジョ作品でもそうだが、特にこのジョルノは自分が窮地に追い込まれることを全く厭わない、それどころか仲間が助かるのなら進んでそこへ突っ込んでいく。それは怪我を治すことができるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」があるからなのだが、外見からは想像できないその男気あふれる行動に、僕は読むたび酔ってしまう。ヒーロー漫画とはいつだってこうでなくっちゃ。

 

 


 

参考にした著名ブロガーさんたち。みなさん、本当にたくさん読んでるなぁ。。。

(参考にさせていただきました!ありがとうございます!!!)

 


 

 

ほばばーい!